Q800万円から法人税の金額が変わるって本当でしょうか?
カテゴリ:法人税
答えは、変わります。
では、どのような金額になるのか、またどのような計算になっているのか、
疑問に思うことがありますよね?
実際に例をあげてご説明致します。
現在、法人税額の計算は、「 所得×税率 」 となっており、
中小法人であれば、所得が800万円までは、15%の税率が、
800万円を超える部分に関して、25.5%の税率がかかってきます。
では、どのような金額・計算になるのか、二つの例で説明してみましょう。
1.所得が800万円の場合
所得が800万円までの場合は、税率が15%になります。
よって、800万×15%=120万円となります。
2.所得が1,000万円の場合
例1同様、所得が800万円までの場合は、税率が15%になります。
よって、800万×15%=120万円になります。
所得が800万円を超える部分は、税率が25.5%上がってしまいます。
よって、(1,000万-800万)×25.5%=51万円となり、
合計すると171万円の税金がかかる計算となります。
二つの例を見るとお分かりかと思いますが、
所得が800万超えると超えないとでは、税金にかなりの差がでてきます。
しかしここで、一つ疑問に思うことはありませんか?
上記に記載しております、「所得」とは、どこから求めらてくるのでしょうか。
皆様は、ご存知ですか?
法人税法上、「所得」は、益金-損金=所得 となっております。
益金と損金は、会計上の収益と費用に似ていますが、
すべての金額が益金と損金になるわけではありません。
ですので法人の申告に際し、
申告調整が入り、法人税法上の所得となるのです。
そして、節税対策の一つとして
所得を800万円以下に抑えることで税金を抑えることも出来ます。
今期、利益が出て税金が発生しそうな方は
お近くの税理士の方に節税の相談をしてみてはどうでしょうか?
(平成27年5月7日 現在)
では、どのような金額になるのか、またどのような計算になっているのか、
疑問に思うことがありますよね?
実際に例をあげてご説明致します。
現在、法人税額の計算は、「 所得×税率 」 となっており、
中小法人であれば、所得が800万円までは、15%の税率が、
800万円を超える部分に関して、25.5%の税率がかかってきます。
では、どのような金額・計算になるのか、二つの例で説明してみましょう。
1.所得が800万円の場合
所得が800万円までの場合は、税率が15%になります。
よって、800万×15%=120万円となります。
2.所得が1,000万円の場合
例1同様、所得が800万円までの場合は、税率が15%になります。
よって、800万×15%=120万円になります。
所得が800万円を超える部分は、税率が25.5%上がってしまいます。
よって、(1,000万-800万)×25.5%=51万円となり、
合計すると171万円の税金がかかる計算となります。
二つの例を見るとお分かりかと思いますが、
所得が800万超えると超えないとでは、税金にかなりの差がでてきます。
しかしここで、一つ疑問に思うことはありませんか?
上記に記載しております、「所得」とは、どこから求めらてくるのでしょうか。
皆様は、ご存知ですか?
法人税法上、「所得」は、益金-損金=所得 となっております。
益金と損金は、会計上の収益と費用に似ていますが、
すべての金額が益金と損金になるわけではありません。
ですので法人の申告に際し、
申告調整が入り、法人税法上の所得となるのです。
そして、節税対策の一つとして
所得を800万円以下に抑えることで税金を抑えることも出来ます。
今期、利益が出て税金が発生しそうな方は
お近くの税理士の方に節税の相談をしてみてはどうでしょうか?
(平成27年5月7日 現在)