Q車を買うなら中古の方が節税になると聞いたのですが?
カテゴリ:節税
会社で新車を買った場合、その車は資産となり、
支払代金すべてをその年の経費とすることはできません。
普通自動車であれば、法定耐用年数は「6年」ですので、
支払った金額を6年間にわたって「減価償却費」として経費にしていくことになります。
しかし、中古車を買った場合、新車で買うよりも早い年数で経費にすることができます。
中古車であれば、すでに法定耐用年数が何年か経過しているので、
使える年数が短くなると考えられるため、新車よりも早い年数で、
経費化(減価償却)することが認められているのです。
この場合、一番節税に役立つのが「4 年落ち」の車
(正確には3年10ヶ月以上落ち)になります。
4 年落ちの車であれば、法定耐用年数が「2年」ですので、
償却率は1.000となり、実際は1 年で全額を経費にすることができます。
たとえば200万円の車であれば、新車で買った場合には償却率は0.333です。
最初の年に経費にすることができる金額は666,000円ですが、
4年落ちの車であれば、200万円を丸々経費とすることができるため、
初年度は特に大きい節税効果があります。
ただし事業年度の途中で買った場合、
購入月から決算月までの月割分しか経費になりません。
今期は間違いなく利益が出そうだとあらかじめ、予測ができる場合には、
決算月ギリギリになって買うのでなく、
事業年度が始まってすぐに買う方が節税効果は高くなります。
また、正確な中古車の法定耐用年数の計算には専門的な知識が必要となりますので、
詳しくは最寄りの税務署、または専門家へご相談ください。
(平成29年 8月18日現在)
支払代金すべてをその年の経費とすることはできません。
普通自動車であれば、法定耐用年数は「6年」ですので、
支払った金額を6年間にわたって「減価償却費」として経費にしていくことになります。
しかし、中古車を買った場合、新車で買うよりも早い年数で経費にすることができます。
中古車であれば、すでに法定耐用年数が何年か経過しているので、
使える年数が短くなると考えられるため、新車よりも早い年数で、
経費化(減価償却)することが認められているのです。
この場合、一番節税に役立つのが「4 年落ち」の車
(正確には3年10ヶ月以上落ち)になります。
4 年落ちの車であれば、法定耐用年数が「2年」ですので、
償却率は1.000となり、実際は1 年で全額を経費にすることができます。
たとえば200万円の車であれば、新車で買った場合には償却率は0.333です。
最初の年に経費にすることができる金額は666,000円ですが、
4年落ちの車であれば、200万円を丸々経費とすることができるため、
初年度は特に大きい節税効果があります。
ただし事業年度の途中で買った場合、
購入月から決算月までの月割分しか経費になりません。
今期は間違いなく利益が出そうだとあらかじめ、予測ができる場合には、
決算月ギリギリになって買うのでなく、
事業年度が始まってすぐに買う方が節税効果は高くなります。
また、正確な中古車の法定耐用年数の計算には専門的な知識が必要となりますので、
詳しくは最寄りの税務署、または専門家へご相談ください。
(平成29年 8月18日現在)