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Q算定基礎届とはなんですか?

カテゴリ:その他

今回は、社会保険の算定基礎届についてご説明させて頂きます。

算定基礎届は、被保険者が実際に受け取る給与(報酬)と、
すでに届出されている「基本報酬月額」が正しいか、毎年1回確認をする届書です。

4月・5月・6月に受け取った給与(報酬)について届出を行い、
その年の9月以降の標準月額が決定します。

この決定を「定時決定」といい、
定時決定を行うために社会保険事務所に提出する届書を「算定基礎届」といいます。

算定基礎届の書類は6月に届き、提出期間は7月1日~7月10日までです。
管轄の社会保険事務所に提出します。

◆対象者
7月1日現在の被保険者全員です。
ただし、以下に該当する方を除きます。
6月1日以降に新たに被保険者となった方
随時改定(※1)により7月~9月に改定が決定している方

◆報酬月額に含む費用
交通費の他、諸手当等も含めます。

◆賞与
4月~6月の間に賞与が出ている場合は、
計算に含めず、別途「賞与支払届」を提出します。

◆記載する月
 支払日ベースで記載します。4月分を例にすると
 当月締めの当月払いであれば、4月分(4月支払分)
 当月締めの翌月払いであれば、3月分(4月支払分)

(※1)随時改定とは、
固定的賃金に変動があり、
変動があった月から継続した3ヶ月の報酬支払基礎日数が
いずれも20日以上であり、
昇給または、降給によって算定した額による標準報酬月額の等級と
現在の等級との間に2等級以上の差が生じた場合随時届出を行います。

詳しくは、専門家にご相談ください。

(平成29年 10月17日 現在)

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