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Q法人税の「ダイレクト納付」とはどのよなものですか?

カテゴリ:法人税

法人税の「ダイレクト納付」とは、
事前に税務署への届出をしておけばあらかじめ指定した口座からの振替により、
その場で、または日にちを指定して法人税を納付することが出来るというものです。


「ダイレクト納付」をすることができる税目には、「法人税」だけでなく
「消費税」「所得税」「贈与税」「源泉所得税」などがあります。


電子申告ができる税金については、基本的にすべて対象となっており
また本税に加えて、附帯税(加算税、延滞税など)についても納付が可能です。



次に「ダイレクト納付」で法人税などを納付すると、以下のようなメリットがあります。


1、手続が簡単

2、インターネットバンキングの契約が不要

3、その場ですぐに、または日にちを指定して納付することができる

4、税理士が納税者に代わって納付を行うことができる
(注、1)ただし、納税者本人の納税用確認番号などを登録しておくことが必要



最後に、法人税などを「ダイレクト納付」したい場合の手続は以下のとおりです。

まず前提として、「ダイレクト納付」を始めたい方が、すでに(注、2)e-Taxを利用して
法人税などの国税の申告、または利用手続き(開始届出)をしているかを確認します。
(注、2)国税庁が運営する「国税電子申告・納税システム」のこと


1、開始届出を提出していない方は、まずe-Taxにて提出してから2へ

2、利用予定の金融機関が「ダイレクト納付」に対応しているかどうかをチェック
(注、3)詳しくは各金融機関にお問い合わせください。

3、「ダイレクト納付利用届出書(注、4)」を記載して管轄の税務署へ提出
(注、4)国税庁のホームページからダウンロード出来ます。

4、すべての手続が完了して「ダイレクト納付」の利用が可能となった場合には
e-Taxのメッセージボックスに「ダイレクト納付登録完了通知」が届く。


以上が、法人税などで「ダイレクト納付」を始める際の手続方法になります。


しかし、なかには「ダイレクト納付」の利用を機に
はじめてe-Taxというものを目にする方もいらっしゃると思います。


不慣れですと、手続中にわからない点も多く出てくると思いますので、
実際に「ダイレクト納付」の手続のあいだに、不明な点など出てきた場合には
最寄りの税務署または顧問の税理士さんなどにご相談されるのがよいでしょう。

(平成27年6月30日 現在)

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