確定申告をする人ってどんな人ですか？ | アスモア税理士法人は、福岡で経営者の志を共有する税理士事務所です。

確定申告は、個人の一年間の所得の金額を申告する制度です。
しかし、すべての人が確定申告をしなければならないわけではありません。



一般的にサラリーマンの人であれば、年末調整を会社で行ってくれます。
そのため、確定申告は不要です。



しかし、給与をもらっているひとで以下のような人は確定申告が必要です。



1　給与の年間収入が2,000万円を超えている人
2　副業の収入が20万円を超えている人
3　給与を2か所以上からもらっていて年末調整されていない給与と
　副業の収入の合計が20万円を超える人
4　自分の家族が経営する家族経営の会社で
　給与のほかに利子や家賃などの収入をもらっている人
5　災害減免法により徴収猶予や還付を受けた人
6　在日の外国公館に勤めている人等





サラリーマンの方で副業がある人は要注意ですね。





また、次のような場合は確定申告をしたほうがお得です。
主なものを書いていきます。



1　家族の医療費が年間10万円を超えた場合
2　住宅ローンがある場合
3　寄付やふるさと納税をした場合
4　中途退職した場合





その他、以下のような方も確定申告が必要です。





・株式などの配当所得があった人
・マンション等の賃貸をして不動産所得があった人
・個人事業主
・退職金をもらった人で退職金から源泉所得税が引かれていない人
・株式、不動産、ゴルフ会員権の売却を行い譲渡所得がある人
・山林所得がある人



この他、保険の満期返戻金の受け取った人で
支払金額と返戻金の差額が50万円以上の方や
年金をもらっている人のうち一部の人は確定申告が必要など、
ここには書けないくらい沢山の要件があります。



確定申告について不安や疑問がある場合は
最寄りの税務署や税理士に相談しましょう。

（平成２７年８月７日　現在）