マイナンバーとはどういったものですか？ | アスモア税理士法人は、福岡で経営者の志を共有する税理士事務所です。

「マイナンバー制度」、最近ニュースでよく聞く言葉だと思います。


マイナンバーは、住民票を有する全ての方に１人１つの番号を付して、
「社会保障」、「税」、「災害対策」の分野で効率的に情報を管理し、
複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを
確認するために活用されるものです。


マイナンバーは、行政を効率化し、国民の利便性を高め、
公平かつ公正な社会を実現する社会基盤であり、
期待される効果としては、大きく３つの税、社会保障、災害対策です。


つまり、税、社会保障、災害対策について情報を共通して、
行政の効率化を図る事を目的として設置された制度です。


マイナンバー制度導入のスケジュールですが、
平成２７年１０月から、住民票を有する国民一人一人に
１２桁の記載された「通知カード」が発送されます。


その後、市区町村に申請すると、平成２８年１月以降、
「個人番号カード」の交付を受けることができます。


個人番号カードは、顔写真、ICチップが入り、身分証明書として利用できます。
個人番号カードの発行は、当面無料とされております。


運用は、まず税制面で２８年１月からとされています。
退職等無い方は、２８年の年末にまず扶養控除等申告書で目にするでしょう。


２８年から源泉徴収票の様式変更も決まっております。
法定調書等の一部様式変更もあります。
個人番号の通知がでるのは、平成２７年１０月中旬です。


通知が来たからと焦らず、対処しましょう。


新しい制度の導入ですので、知らない事・わからない事が多いでしょう。
あせらず、HPなどに注意して情報を入手してください。
不明点がありましたら、地区町村の自治体や
顧問契約先の税理士・社会保険労務士等にお尋ねください。

（平成２７年１0月２２日　現在）