銀行融資の申込の際、説明のポイントはどのようなところですか？ | アスモア税理士法人は、福岡で経営者の志を共有する税理士事務所です。

銀行は融資の申し込みを受けると、
１、銀行担当者が申し込みの是非を検討のうえ融資審査書類を作成をする。
２、上席者に融資審査書類を提出し承認を受ける。



銀行担当者が融資検討するスタートは「事業内容」の把握です。



つまり「どんな商売をしているのか？」です。



ですので、銀行へ融資の申し込みをする際にはまず
「事業内容をわかりやすく説明する」ことです。



何をやっているお客さんなのか、その事業内容がわからなければ
銀行担当者は融資審査書類を作成することができません。



銀行ではさまざまな業種のお客様との取引がありますが、
担当者レベルですべての業種の内容や特徴を把握しているわけではありません。



ベテラン担当者ともなれば、業界知識などはかなり把握していますが、
若手担当者ともなれば素人同然です。
したがって、銀行に融資を申し込む際には、
事業内容をわかりやすく説明することがポイントになります。



事業内容を説明する際には、業種だけでなく主要な販売先や仕入先、
売上回収条件や支払条件など資金繰りに関係する点も
併せて説明することをおすすめします。



事業内容がわかっても「なぜ資金が必要なのか？」がわからなければ、
やはり銀行担当者は融資審査書類を作成することができません。



売上回収条件や支払条件は「なぜ資金が必要なのか？」を
明確にする大きなヒントになるからです。

（平成２７年１１月９日　現在）