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Q法人の税務調査のポイントをはどこですか?

カテゴリ:法人税

税務署から税務調査に来たいと連絡が!!うわぁ困った!どうしよう!

これといった心当たりがなくとも「税務調査」というだけで
大きなプレッシャーがかかりますよね。

でもご安心ください。法人の税務調査は正しい申告をしていても、
確認のために数年に一度はどこの会社にも入るものです。

とは言っても、実際に税務調査が入ってしまったら、初めての税務調査の時は特に
何をどうしたらよいか悩まれる方も多いと思います。

そこで今日は、法人の税務調査のポイントを簡単にお話したいと思います。


一般的に税務調査でポイントとなる部分は、
法人・個人にかかわらず以下のような点があげられます。


1、売上がもれていないか
2、経費を過大に計上してないか
3、棚卸の金額がおかしくないか
4、きちんと源泉徴収をしているか
5、消費税の区分は正しいか


まず、「1、」の売上は、どの調査官も最も注意して見るポイントになります。


少額のズレであれば意図的だとみなされないことも多いですが、
金額が大きければ意図的でなかったとしても、
場合によっては重加算税などが課されますので、
普段から特にきちんと会計処理をしておきたいポイントの一つです。

次に「2、」のポイントは経費です。

これは、まったく支払った形跡のない経費を水増しして計上していないか、
もしくは領収書・請求書などがないのに計上していないか等をチェックされます。


経費の水増し計上はもってのほかですが、仮に本当に法人が支払っていたとしても
証拠書類を残していない場合には税務調査では経費と認められないことが多いので
必ずきちんと領収書等は保存しておきしましょう。


税務調査では多くの場合、
この「1、」「2、」の売上と経費が大きなポイントになります。


次いで、「3、」棚卸の金額を意図的に低くして利益を低くしようとしていないか
「4、」法人が従業員に給与を払った際に、きちんと源泉を引いているか、
またそれを納付しているかどうかもポイントになります。


最後に、法人が消費税の課税事業者である場合には、
「5、」課税区分を正しく処理しているかどうかで
消費税の金額が変わってきますのでこちらもポイントになります。


このように、今回税務調査のポイントをいくつかあげましたが、
特に変な処理をしているといった心当たりがまったくないようでしたら、
顧問の税理士さんにも手も借りて、落ち着いて堂々と税務調査にのぞみましょう!

(平成27年6月4日 現在)

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