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Q減価償却ってよく聞くけれども何でしょうか?

カテゴリ:節税

減価償却は、
「会社経営には大事だけれども・・・」
「なんとなくわかるけれども・・・」



詳しいことはわかりにくいですよね。



特に分かりにくい減価償却について、
非常にシンプルに説明したいと思います。



減価償却とは,
「資産を購入したときに買ったときに費用にしないで、
数年に分けて費用にしよう」ということです。





例えば、3百万円の車を買ったとします。



その年の決算で3百万円を全部費用に計上したらどうなりますか?
その年は3百万円経費が多くなってしまいます。そして、
その次の年は車を使っているにもかかわらず
維持費以外の経費は発生しないことになります。



これは、2年度目以降も使っているにもかかわらず
経費が発生しないのはおかしいですよねという話です。



そのため、車の購入費用を毎年少しづつ費用に計上しようということです。
これを減価償却と言います。





しかし、一体何年に分けて費用計上すればよいのでしょうか?



減価償却の耐用年数は法律で決まっています。



ここで、いわゆる減価償却費を何年で経費にしていくかが問題になります。
税法上では何年で経費にしていくかが決まってるのです。



例えば、一般の自動車の耐用年数は6年と決まっています。
自動車は丁寧に使えば10年くらいは持つような気がしますが、
6年間で費用分割しなさいというようになっています。



このように耐用年数が決まっているのかというと、
自由に耐用年数を決めてしまうと、
自由に節税が出来てしまうからなのです。



利益が大きく出そうな年に、
自動車を買って費用計上すれば節税が出来てしまいます。



この耐用年数ですが、新品と中古では耐用年数が違います。



よく中小企業の経営者が4年落ちの中古車を買う理由は、
この耐用年数が短くなっているため初年度である程度の費用計上ができ、
節税ができるからです。



減価償却は難しいですが上手く利用することにより節税をすることもでき
逆に誤った判断をすることで会社に節税につながらない場合もあります。



不明なときにはお近くの税理士などに尋ねることで
有利になることもあるかと思います。
その際はお気軽にご相談されてみてください。

(平成27年6月24日 現在)

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