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Q所得税の税率って何パーセントですか?

カテゴリ:所得税

オーナーや個人事業主の確定申告が必要な方、いったいどれだけ払うのか!?
所得税の金額が気になりますよね。



個人の所得によって所得税の税率が変わってきます。
課税所得が増えるほどだんだん高い税率になります。
この課税方式を累進税率と言います。



もちろん、税率が高いほど所得税額も高くなります。
図にするとわかり易いので載せておきます。



図を見ていただくと、階段式になっていますよね。



最大で45%の所得税がかかってきます。
また、住民税が約10%課税されます。
所得に対して55%の税金がかかるというのは、大きな負担ですよね。



所得税の税率は、所得に応じて高くなると記載しましたが、
様々な所得控除で税率を低くする事が出来ます。



所得税の計算方法は
収入-必要経費=所得となります。
この所得にそれぞれの事情(所得控除)を差し引いた額に対して税率をかけます。



それぞれの事情の主なものは社会保険料控除です。



社会保険料控除は、
納税者が自己又は自己と生計を一にする配偶者等の社会保険料を
支払った場合などに受けられる所得控除です。



控除できる金額は、その年に実際に支払った金額です。



ここでのポイントは2つです。



1つは自分以外でも生計を一にする者の支払を含めて
社会保険料控除の対象に出来る事!



もう1つは、国民年金保険料の2年前納です。



平成26年4月から国民年金保険料の「2年前納」制度が始まりました



この2年分を一括して納めた場合どう処理するかがポイントです。



前納した2年分の国民年金保険料の全額は
その支払った年分の社会保険料控除の対象と出来ます。



なお、各年分の保険料に相当する額を各年に控除する方法を
選択することもできます。



社会保険控除でもどう処理するかによって税金の金額が変わってきます。



所得税の税率が高くて悩んでいる方、
早ければ早いほど多くの節税対策があります。
是非、早めに税理士に相談してみてください。

(平成27年7月1日 現在)

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