個人事業主の節税対策で車の購入があるって本当？ | アスモア税理士法人は、福岡で経営者の志を共有する税理士事務所です。

結論から言うと減価償却費という経費が計上できるため節税になります



減価償却費とは・・・



長期間にわたって利用する資産を購入した場合、
その購入価額をいったん資産として計上した後、
その金額を資産の使用期間にわたって
規則的に費用として配分される金額のことです。



ここでは車を購入して経費にしようとしたときにその購入金額を
全部その年の経費にはできません。
これは、使用期間にわたって費用化していかなければならないためで
今年分の費用が減価償却費という経費になります。





それではどのような経理になるのか下記の事例で解説します





例：2014年1月に120万円の車を購入し、使用期間は6年であるとします



2014年：車両運搬具120万円が資産に計上されます。
さらに、120万を使用期間の6年で割った20万円が
経費（減価償却費）として認められます。



2015年～2020年：
この5年間についても毎年20万円ずつ経費計上することが認められます。



難しくないですよね？



使用期間に応じて購入代金を按分するだけです。
じゃあ、使用期間ってどうやって決めるんだ？
という話になりますが、これは実は税法で決められています。



軽自動車なら3年、普通自動車なら6年という具合に設定されているのです。
その他に中古で購入された場合などは計算が異なりますので詳しくは、
最寄りの専門家までお尋ね下さい。

（平成２７年７月７日　現在）